入れ歯の種類と選び方

▼入れ歯の種類と特徴について

入れ歯の種類はどのようなものがあるのでしょうか？下記で一般的なものを紹介させて頂きます。

フルデンチャー（総入れ歯）

・全ての歯を失っている場合に使用される入れ歯。
・歯茎や口蓋に密着し、保持力があります。
・形状や色合いを自然な歯に合わせることができます。

パーシャルデンチャー（部分入れ歯）

・一部の歯が欠損している場合に使用される入れ歯。
・周囲の歯に支えられて固定されます。
・取り外しが可能で、清掃やメンテナンスが容易です。

ブリッジ

・周囲の歯に支えられる義歯橋で、欠損している部分を埋める役割を果たします。
・自然な咬合感覚を再現し、見た目も美しくなります。
・隣接する歯に被せるため、その歯の削りが必要です。

インプラントサポートデンチャー

・インプラントと呼ばれる人工歯根によって支えられる入れ歯。
・歯茎に負担をかけず、噛む力や安定性が向上します。
・自然な見た目と感覚を提供します。

オーバーデンチャー

・自然歯の一部を残しながら、それに補助的に入れ歯を装着する方法。
・自然歯の負担を軽減し、保持力と快適性が向上します。

インプラント入れ歯

・インプラントによって固定される入れ歯。
・インプラントが咬合力を受け、安定性が高まります。
・自然な見た目と感覚を提供し、快適な噛み心地を実現します。

クローニング

・自然歯をモデルにした形状の入れ歯。
・形状や機能を再現し、適合性と快適性を向上させます。

カスタムメイド入れ歯

・個別に設計された入れ歯。
・歯茎や咬合に合わせて作製され、最適なフィット感を提供します。
・高い快適性と自然な外観が特徴です。

▼入れ歯の素材について

アクリル樹脂（プラスチック）

・最も一般的な入れ歯の素材であり、軽量で扱いやすいです。
・耐久性があり、比較的低コストで入手できます。
・色合いや形状を自然な歯に合わせることができます。

メタルベース（金属ベース）

・メタルフレームにアクリル樹脂を組み合わせた入れ歯です。
・メタルの強度により、より細やかなデザインや薄い構造が可能です。
・高い耐久性と安定性を持ち、長期間の使用に適しています。

セラミック

・義歯の歯部分をセラミック素材で作製した入れ歯です。
・自然歯に最も近い見た目と光沢を提供します。
・耐久性があり、変色や摩耗が少ないため、長期間使用できます。

フレキシブル素材

・軟質のポリマー素材を使用した入れ歯です。
・軽量で柔軟性があり、装着感が良く違和感が少ないです。
・金属ベースの入れ歯に比べて耐久性はやや低くなります。

チタン

・インプラントに使用される素材で、アレルギー反応のリスクが低いです。
・軽量で強度があり、骨との結合力が高いため、インプラントの安定性を確保します。

入れ歯の素材は、患者の個別のニーズや予算、歯科医師の判断に基づいて選択されます。
入れ歯の素材については、歯科医師との相談を通じて最適な選択を行うことが重要です。

▼入れ歯の選び方と注意点

入れ歯を選ぶ際の注意点としてまず、歯科医師との相談が重要です。
口腔状態や希望を伝え、専門家の意見を参考にしてください。また、実物を確認して形状や色合いが自然な歯に近いか確認し、装着感や違和感がないかをチェックしましょう。正確な採寸も必要で、口腔内のサイズや咬み合わせを調整し快適な装着感を得ることが重要です。清潔ケアも欠かせず、入れ歯の定期的な洗浄と口腔内の清潔さを保つようにしてください。さらに、定期的なメンテナンスも必要になってきますので、調整や修理を行い入れ歯の寿命を延ばせるように手入れをしてください。最後に、違和感や痛みが続く場合は歯科医師に相談し、快適な装着感を追求しましょう。個々の口腔状態や希望に合わせて入れ歯を選ぶため、歯科医師との信頼関係を築きながら慎重に選ぶことが大切です。

▼まとめ

今回は入れ歯の種類と選び方に関して解説をさせて頂きました。
入れ歯には様々な種類があり、素材もそれぞれ異なります。患者様自身の口内状況によっても、どの入れ歯が合うのかが変わってきますので、まずは目的に合わせてしっかりと自分に合う入れ歯を選びましょう。そのためにはしっかりと担当の歯科医師と相談をしていきながら決める事をおすすめします。
入れ歯に関するご相談がある場合は、深谷市の歯医者【金井デンタルクリニック】までご相談ください。

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